AN EXPERIMENTAL STUDY ON THE EFFECT OF TRAFFIC CONTROL ON MOTOR VEHICLE EMISSIONS

自動車排出 ガスの減少対策 としては,在 来主 としてエ ンジン の 改良 な どの 自動車構造面か らの努力が強調 さ れ,多 くの研究 もな され てきた が,信 号制御の合理化 な どに よる自動車交通流 の改善 とい う交通工学的対 策につ いては,こ れ まであま り真剣 には 取 り上げ られなか っ た。 排出ガスが走行の しかたによって変わ ることは よく知 られているにもかかわ らず,自 動車の走行状態 と排 出ガ ス との関係 については,き わめて断片的な事柄 しか知 ら れていない。 定速定地走行 あるいは 一定 パ タン の もと における排出 ガス資料 はこれ までも得 られてお り2),3)など CO,HCの 排 出量 は アイ ドリング時 および減速時 に多 い こと,NOxの 排 出量 は定速走行時お よび加速時 に高 まることなどが確認 され ている。 一方複雑かつ不規則 な速度変化 を伴 う街路 における実