CRETICAL IMPERMEABILITY PRESSURE OF IRREGULARITY JOINT PLANE USED A NEW WATER-EXPANSION RUBBER AND CONDITION OF INSTALLATION ABOUT LEAK PREVENT SEAL

これまで注入式止水材を用いたシールドセグメント継手面の止水のメカニズムを明らかにするため限界止水圧実験を行ってきた. その結果, この限界止水圧は押出し抵抗によって発揮することを見いだした. しかしながら, セグメント継手面に目違いが生じた場合の限界止水圧に関してはまだ検討されていなかった. 本論文はセグメント間に目違いが生じた場合の限界止水圧についての研究を行った. 結果として, 目違いが生じた場合の止水能力はセグメントの組立て条件によって変わることがわかった. また, 今回は目詰めシール材の設置方法によって止水能力を向上させることも見いだした. これらの結果は新しい止水方法の開発に利用できると考えられる.