Usability Management Based on the Concept of Human-Centered

(1)管 理対象 この規格が対象としているものはコンピュー タを利用した対話システム(computer-based Interactive SyStem)で ある。規格の中に記 述してあるのは、いわゆるソフ トウェア製品、 オフィスシステムソフトウェア、プラン ト監視 システム、銀行のATMや 一般の消費者向けの 製品、となっている。したがって、パソコンや 携帯型の情報通信機器、その周辺機器、および それらで利用されるソフ トウェアはもちろん、 監視制御のような大規模なシステムからAV機 器や家電製品、電子楽器などを含む日常製品ま でがその対象として含まれることになる。さら に近年は自動車にもコンピュータが導入され、 またカーナビゲーションのような情報機器が搭 載されるようになったため、その適用範囲は、 単にオフィスや製造現場や家庭にとどまらず、 自動車などを含めた相当幅広いものになると考 えられる。 こうした点で、日本の製造業に関しては、か なり広い範囲で製品が該当すると考えられる。