APPLICATION OF STEEL PIPE PILE LOADING TESTS TO DESIGN VERIFICATION OF FOUNDATION OF THE TOKYO GATE BRIDGE

東京ゲートブリッジの主橋梁部では,大口径の鋼管杭(φ1,500mm)を用いた鋼管矢板井筒基礎が採用されることが決定した.ところで,大口径鋼管杭の支持力については,東京湾横断道路で載荷試験が行われているが,他に載荷試験の実施例は少なく,杭先端の閉塞率を含めた支持力機構が明らかになっていない.そこで,鋼管矢板井筒基礎の設計条件を設定するために本橋の建設地点で静的載荷試験(押込み・水平),急速載荷試験およびコーン貫入試験を実施した.また,得られた試験結果をもとに鋼管矢板井筒基礎設計に用いる設計諸数値を設定し,合理的な照査結果が得られた.