Operation of a dual excitation multiphase electrostatic drive by amplitude‐modulated ac voltage

筆 者 らは軽 量高 出力 モ ー タの 開発 をめ ざ し,様 々 な タイ プの静電 モ ー タの開発 を行 って いる。 それ らの 中で,交 流 駆動両電極形 静電 モー タは,パ ワー密度230W/kg(1)や,推 力 32kgf(2)が実現 されて お り,従 来 の電 磁形 モ ー タに替 わ りう る軽量 ・高 出力 モー タと して期 待 され てい る。 これ まで に 筆者 らが 考案 して きた同期 モ ー タの 一種 で ある このモ ー タ の様 々な駆動方法ωの中 で,1周 波 数法 は単一 周波数 の3相 交流電圧 を電極 に印加 すれ ばそ の周波 数 に比例 した同期 速 度 が得 られ る最 も簡 易 か つ 有効 な駆 動 方 法 で あ る。 しか し,印 加 す る交 流電 圧 の周波 数 が低 くなる低速 の駆 動 にお いて,交 流 高電 圧 を得 るた め に変圧器 を利 用 で きない,推 力が低 下す る な どの 問題 が あ る。 これ らの問題 を解 決す る 方法 として,新 た に変調 駆動 法 を考案 したので,そ の基本 概念,推 力 特性 に関 して報告 す る。