A Simulation Model of Grinding Process

(1) 砥石の粒度,結合度,周速,ドレッサの送りと切込み,速度比,砥石切込み量,測定間隔と回数をミニコンピュータとの会話形式でキーインすると,研削過程における砥石作業面上の砥粒切れ刃の数,摩耗面長さ和,平均摩耗面長さ,研削動力および仕上面粗さが出力されるシミュレーションモデルが開発された.(2) モデルの基本は,ドレッシングにより創成される初期砥石面性状の推定部分,研削中の砥粒切れ刃の残存率,新出率,摩耗速度を基本挙動として定まる研削進行に伴う砥石面性状の推定部分,および砥石画性状と研削条件とで定まる研削動力と仕上面粗さの推定部分,で構成される.(3) 電子計算機プログラムには約35個の関係式,約60の係・定数が使用され,プログラムはFORTRANIVレベルで約400ステップである.