RESEARCH ON THE PRACTICAL USE OF SD490 REBARS FOR THE AXIAL REINFORCEMENTS OF RC BRIDGE PIERS
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都市内高速道路において限られた敷地内に橋脚を建設する場合, 高強度鉄筋を使用して断面を縮小することが求められる. 名古屋高速道路の一路線の橋脚を試算した結果, 材質SD490の鉄筋と設計基準強度40N/mm2とを組み合わせて断面を縮小できるが, 従来の鉄筋に比べて破断伸びが小さく, 軸方向鉄筋の早期破断が懸念された. そこで, 材質SD490の鉄筋を軸方向鉄筋に用いた橋脚模型試験体の正負交番載荷実験を実施し, 現行の保有水平耐力法が適用できることを示した. また, 鉄筋単体に座屈を与えた低サイクル疲労試験を実施し, 材質SD490と材質SD345の鉄筋が同等の疲労寿命を有すことを示した. さらに, 正負交番載荷試験における軸方向鉄筋の破断をマイナー則を用いて算出できることを示した.