Efficient method of computing a geometric optics integral for light scattering by nonspherical particles

非球形粒子の散乱特性を計算する幾何光学積分法おいて、積分素面を平行四辺形で表現し光線の位相差を考慮して積分を行うことにより、計算精度を大きく損なうことなく計算効率が向上することを示した。サイズパラメータが50以下の粒子の計算が可能なFDTD法とサイズパラメータが200以上の粒子に適用が可能な簡便な幾何光学手法の間が埋まり、氷晶雲や鉱物性エーロゾルの衛星観測データ解析の高度化等への活用が期待できる。