A study of the method of grasping the operators' thinking process for identifying malfunctions in a plant

2.方 法 2-1.刺 激 単純な プラン トモデル を採用 し,ひ とつの刺 激画面あた り1~3の マルファンクションを設け た.刺 激画面の難易度は,マ ル ファンクション の数 とその難易度に よって分類 され,難 課題3 種類,易 課題3種 類が用い られた. 2-2.被 験者 東京理科大学および慶應義塾大学在学中の学 生(21歳 ~25歳)5名 である. 2-3.手 続 き 被験者は画面から55cm離 れた位置で頭部を固 定 して着席 し,刻 々 と変化 するプラン トの状況 を観察 しなが ら,考 えていることを発 話によっ て報告することを求め られる.刺 激画面はタ ツ チオペ レー ションによ り操作可能であ り,異 常 同定 を行 うために必要な画面操作が求められる. 実験開始 から異常同定するまでの被験者の眼球 運動および発話プロ トコルが計測 ・記録された. 2-4.装 置 本研究では,被 験者 に発話 を求めてお り,ま たタ ヅチオペ レーシ ョンによる画面操作のため に上腕部の移動 を伴 うため,強 膜反射法な どの 方法では安定 したデー タの検出が困難であ ると 考え られた.そ こで,こ うした状況下でも比較 的安定 した計測が可能であ り,被 験者の負担の 少ないEOG法 による計測装置を採用 した.計 測 には,眼 球運動計測装置Thermal Array Recorder (日本工電工業株式会社製)用 いた.