Effects of adsorbed organic species on the surface morphology and crystal orientation of electrodeposited nickel.
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ワット浴から得た電析ニッケルの表面形態と結晶配向に対するサッカリン(SA)並びにジオール化合物{ブタンジオール(BA),ブテンジオール(BE),ブチンジオール(BY)}の作用機構について検討した.有機物を含まないワット浴から得た電析ニッケルの表面には直径が2から5μmの粒状結晶が観察され,表面の凹凸も大きかった.SAを添加すると凹凸の小さなかつち密な電析物が得られた.3種類のジオール化合物を単独に添加すると,いずれの場合も結晶粒は小さくなったが,結晶粒はニッケルイオン(Ni2+)の還元に対する抑制効果が大きくなるBA,BE,BYの順により微細化した.一方,ジオール化合物の中でNi2+の還元に対する抑制効果の最も大きいBYとSAの両者が共存すると,これら2種の吸着性有機物の協同効果により(111)面の優先配向をもつ微細・平滑かつち密な電析ニッケルを得ることができた.