Making use of anthropometric data for product design

2.身 体設計 モデルの構築 ユ ーザの姿勢 は常 に一定 では無 く、 タスク に応 じてダイナ ミックに変動 している。身体 設計 モデルは このよ うなユーザの姿勢を関節 間の距離 と角度 で表現 した ものである。身体 設計 モデルは、連続的 に表現 しな くとも、あ る特徴的な姿勢 のみを抽出す るだけで充分で ある。 タス クと姿勢 は連動 してい るので、タ スクを類推す ることで、あ る程度の姿勢を予 測できる。作業姿勢 は主 に座位 と立位がある が、座位姿勢は長時間作業が可能で、 そのた め機器 とのイ ンタフェース(身 体的適合性) を考慮 しな くてはな らない。本報告 では、特 に座位姿勢の中で も、一般的で使用頻度の高 い座位VDT作 業の身体設計モデルを検討 した、 2.1. 座位VDT身 体設計モデル 0A作 業や監視制御作業などの座位VDT身 体 設計モデルを作 るため、VDT作 業を中心 と し た実験 を行 った*1、2。 これ らの実験結果 か ら、 下記の身体各部の最適角度が分か った。 (1)頭 部 の角度