Study on Deceleration Pattern of Automatic Braking

3. ブ レー キ 開始 の タイ ミング評価 実験 3・1 実験方法 本研究 において,実 験 は被験者 を危 険に晒す ことな く,実 験条件 を容易に設 定 ・変更す るこ とが可能で,3軸 回 りの運動が可能 な ドライ ビン グシ ミュ レータ(以 下,DS)を 用い,高 速道路 や一般道を模擬 した直線路で行 う. 運転者 がブ レー キを開始す るタイ ミングは, 前走車 との相対速度 と車間距離 に影響 を受 ける とされる(1).そ こでTTCを 変化 させ,運 転者に とって安 心できるブ レーキ開始の タイ ミングを 検討す る.TTCは 車間距離 を相対速度で除 した 衝突予測時間の ことである. 被験者 は表1に 示す 走行 条件 で 自車 両を走行 し,道 路上に提示 された 白線 を基にブ レーキを 開始す る.白 線の位 置 はTTCに よ り決定 され, 被験者 は前 方 に停 止 して い る車 両 を 目標 にブ レー キペ ダル を操作 し,自 車両 を停止す る.実 験後,被 験者 はブ レー キを開始 したタイ ミング において,図1に 示す尺度 を用いて安全性,安 心 感 について主観的評価 を行 う.な お,被 験者は 20代男性8名 とし,試 行回数は5回 と した. 3・2 実験結果お よび考察 図2に 被験者bの 安 心感 にお け る全速度 での Table1 Parameter of experiment of starting to brake