Distribution pattern of Elaeagnus umbellata communities on the gravel bars in relation to hydrogeomorphic factors in the Yoshino River, Shikoku, Japan
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吉野川河道内に分布するアキグミ群落の空間分布を1/2, 500スケールで地図化し, 各群落に隣接する定期横断測量線の年代標高データをもとに, その定着立地環境を解明することを試みた.続いて, 6箇所において年輪調査を行ったところ, 上流から下流のサンプリング地点にかけて限られた年代に定着していることが判った.さらに, 分布の70%以上が低水面からの比高が2-4mの範囲に制限されていることがわかった.この比高は, アキグミの種子散布期には冠水し, 定着後は実生が流れによる撹乱に耐えぬくことのできる限界と考えられる.加えて, 実生の生存には大型の礫による保護効果が示唆された.すなわち, アキグミの種子が洪水によって到達可能な立地であり, しかも実生は流されない立地が存在すれば, 晩秋の洪水のある年は効率よく種子を分散し, 新たに定着するものと思われる.