PERFORMANCE-BASED EVALUATION ON THE DURABILITY OF CONCRETE PIERS IN SIN-KITAKYUSYU AIRPORT BRIDGE DUE TO SALT ATTACK

海洋コンクリート構造物における塩害は, 多くの事例から主要な劣化機構として重要な検討項目となっており, 塩害に関する性能照査が示方書等でも求められるようになっている. そこで, 福岡県新北九州空港連絡橋のコンクリート橋脚予定地において長期の暴露実験を6年間実施した結果について, 室内試験と比較し暴露環境下での塩分浸透特性について検討した. これらの結果に基づいて, 新北九州空港連絡橋のコンクリート橋脚における塩分浸透を予測し, 設計かぶりの耐久性照査を試みた.