Relaxing the nearest facility assumption in discrete location models

This paper investigates the effects of relaxation of the nearest facility assumption, which is usually adopted in many location models, on optimal facility location. We formulate two new models based on p-median model: one is the model in which a user selects from the k nearest facilities, and the other is the model in which a user selects facilities so as to minimize its tour distance. We also build mixed models with the original p-median model. The optimal solutions show that facilities form clusters if the nearest facility assumption is significantly relaxed. Keywords=施 設 配 置(facilitylocation),p-メ デ ィア ン モ デ ル(p-medianmodel),複 合 施 設(facilitycomplex), 周 遊(tour),多 目 的 ト リ ッ プ(multi-purposetrip) 1.は じめ に 施 設立地 計画 立案 の ため のGISの 支 援 シス テム として の役割は,今 後益 々一般 的 にな って い くと同 時 に,GPS等 の技術 進 歩 によ り,こ れ を支 え る利 用者の高精度な時 系列行動デ ータの整備が進 むもの と期待 され て いる.マ ー ケテ ィ ングや都 市 計画 の 様々な局面で,詳 細 な行動 実態 を反映 した空 間的意 思決定が可能 にな って いくもの と考 え られ る. 施設立地選定 のための施 設配置モデル は,こ れ ま で様 々な もの が提案 され て きた.離 散型 モデ ル に 限 ってみて も,p-medianモ デ ルやp-centerモ デル, max coveringモ デ ル,倉 庫配置 モ デル等,目 的 に 応 じて 目的関数 に様 々な改 良が加 え られ た.一 方, 利用 者 を施設 に配 分す る部 分(allocation)に 関 し て は,多 くの場合,最 も近い施設 に施設利用者を帰 属 させ る とい う 「最近隣施設選択仮定」が採用 され て きた. ところが,こ の最近隣施設選択仮定は しば しば現 実 的でない.例 えば,あ る利用者 にとって は最近隣 の施設よ りもさらに遠 い施設 の方が魅 力的で あるこ とや,利 用 可能 な時間 に最近隣 の施設が開 いて いな い ことが考 え られる.病 院 と調剤薬 局のように通常 一 連の訪 問 を同時 に行 う際 にも ,そ れ らの施設は一 般 に利用者 に とって最近隣の施設ではない. 近年の交通行動調査では,複 数 の交通 目的を持 っ た トリップ の把 握が重要 課題 の一つ になって いる. 購 買行動 にお ける買 い回 り等 の多 目的 トリップは 無 視 で きな い程存在 し,こ れ らは トリップ長 や経路選 択 に影響 を及ぼすた め,交 通 実態調査の設計や交 通 需要予測 にお けるモデ ル構 築上,周 遊行動や トリッ プ ・チ ェー ンの扱 いが重 要視 されて い る.0'Kelly (1983)は,3割 か ら5割 の トリップは多 目的 トリッ 鈴 木:〒305-8573茨 城 県 く ば 市 天 王 台1-1-1 筑 波 大 学 社 会 工 学 系 Institute of Policy and Planning Sciences University of Tsukuba 1-1-1Tennodai, Tsukuba, Ibaraki 305-8573 Japan