Continuous CS Analysis of Using the SIEM to Introduction to Computer Programming Education in the School of Engineering Evening Division at the Department of Electrical and Electronic Engineering
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2.受講者のモチベーションに着目した教授法 2.1 分析対象となる授業 分析対象となる授業は,工学部二部電気電子工学科 の「コンピュータ基礎II」である.この授業は2単位 の選択科目である.プログラム言語はC言語を学び, 教科書は「新版 明解C言語入門編」を使っている. 受講者は50名から60名おり,新入生,再履修者,社会 人,他学部聴講生,科目等履修生(本大学以外の者で 授業科目を履修希望する者)等,多様化している.大 半の学生は,日中にアルバイトを含めた仕事に就いて おり,仕事が終わった後に授業へ参加する.したがっ てキャンパスに滞在するのは,夜の時間帯に集中する. 授業は毎週火曜日の19:50〜21:20に東京神田キャン パスで開講しており,専任の教員が1名,大学院生の TA(Teaching Assistant)が1名で担当する.二部は 2006年度から学費単位従量制を導入し,2008年4月に 電気科と電子工学科が電気電子工学科に改編された. 2012年4月からは,東京千住キャンパスに移転した. 2.2 SIEMについて SIEMは認知心理学に基づいた教授法であり,当初 は本学の情報環境学部で開発したものである.主な特 徴は,受講者のモチベーションのモニタリング,スモ ールステップ,ティームティーチング,即時フィード バック等が挙げられる.受講者のモチベーションの測 定は,ARCSモデルの4つの枠組み(注意因子,関連 性因子,自信因子,満足因子)に基づき,独自の評価 項目を追加して開発したSIEMアセスメント尺度を使 う.開発した尺度を表1に示す.この尺度は,教授 者や教授内容に依存しないこと,モチベーションの要 因分析結果から授業改善策を提案できる特徴がある. 受講者のモチベーションは,各質問項目に対して受講 2012 年3月 29 日受付 ※1東京電機大学情報環境学部 SIEM による工学部二部電気電子工学科の プログラミング入門教育の継続的な CS 分析