A PROPOSAL TO REVISE THE CURRENT STABILITY DESIGN RULES FOR STEEL FRAMED STRUCTURES

骨組構造物における現行の座屈設計法では座屈応力度は細長比の関数とされ, その結果座屈を支配する有効接線弾性係数も細長比の関数と扱われている. しかし現行法には論理的矛盾があり, 数値計算手段が発達してきた今日においてそれが顕在化するに至った. この矛盾を解消する方法として, 有効接線弾性係数とそれに付随する座屈応力度は作用軸圧縮応力度の関数であるとした座屈設計法を提案する.