Ergonomic Aspects of Introduction of IT (Information Technology) into Schools
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2.職 場 におけ るVDT利 用 IT活 用に期待 する一方では、 欧米諸国 を中 心 と し、1970年 代後 半か ら職場に導入 されて きたVDT機 器 を利用す る人 々の心身の健康に 関わ る諸問題 が顕在化 して きた事実 があ る。 1980年 代初期 よ り、多 くの諸機 関か ら提案さ れたVDT作 業 を巡 る人間工学や労働衛生上の 指 針や工業規格等 によ り、機器 や作業 場の エ ル ゴノ ミクス要件は 明 らか に改善 されて きた。 しか しなが ら、 コ ンピュー タ利用者 の多 くは 今 日で も心身の疲労 を訴 えてい る とい う調査 結果がある。平成11年 度発表の労働省報告1) や、中央労働災害防止協 会報告2)に よ り、以 下の事項 が指摘 されている。 約98%の 事業所の事務管理部門にコンピ ュータ機器が導入され、職場のIT化 は今後 とも急激 に進展 する見込みであ る。コ ンピ ュー タを利用 することによ り、身体 的疲労 自覚症状のある労働者は約78%と 極 めて高 率である。VDT作 業者の訴えの多 くは、作 業空間 ・照明条件 ・機 器配置等 の人 間工学 的因子 に関わる内容である。