Hepatozoon infection in a wild fox (Vulpes vulpes schrencki Kishida) in Japan.
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北海道勇払地方の道路上で衰弱して保護された約3力月齢のキツネの血中から, ヘパトゾーンのガメトサイトが発見された. 同ガメトサイトは長径 9.8~10.4μm, 短径 5.5~6.5μm の卵円形または長楕円形で, 透明な被膜に包まれ, 淡青色の細胞質と濃赤紫色の核を有していたが, 核はしばしば変形し, 染色性が低下していた. これらは通常, 好中球の細胞質内に存在していたが, まれに血漿中に遊離するものもみられた. 現在まで, キツネにおけるヘパトゾーン感染の報告はない. 今回発見されたヘパトゾーンの種類およびその病原性については, 今後の研究が必要である.