Mesh Quality Improvement based on Subdivision and Simplification

本論文では, 三角形メッシュの品質に依存する幾何・数値演算処理の安定性や精度の向上を目的とした, 頑強なメッシュ品質改善手法を提案する. 提案法は, メッシュ接続性操作自由度向上のための細分化と, 品質改善度評価に基づくメッシュ簡略化により, 入力の低品質メッシュの面分形状歪を減少し, 面分粗密を一様化するものであり, 数値的評価とFEMへ応用によりその有効性を示す.