Ergonomic Evaluation of a Projector using Field Sequential Color Projection System

方 式 を用 い たRGB3原 色 の切 り替 え方 式 プ ロジ ェ ク タ(以 下 、カ ラーDLP)、 同様 の 方式 で色切 り替 えの ない プ ロジ ェ ク タ(以 下 、モ ノクロDLP)、3 板式 液 晶 プ ロジ ェ クタ(以 下、液 晶 プ ロジェ ク タ) の3種 類 を用 いた。 呈示 刺激 には 、映像 パ ター ン の グレーススケール版 とフルカラー版の2種 類、 お よび文字 を配置 したスライ ドの プ レゼ ンテー シ ョンファイルを用 いた。実験条件は、視距離 250cmで100イ ンチスクリー ンを観察する ように 設定 した。各プロジェクタは、画面全体 に白色を 呈示 した時のスクリー ン中央での照度が、ほぼ同 一 となるように調整 した。各実験条件の観察時間 は、15分 間とした。 眼精疲労の 自覚症状 に関する調査では、「眼が 疲れる」 「眼の圧迫感」 「眼の奥が痛い」 「眼が重 い」「チ カチ カする」の5つ の症状項 目に対 し、5 件法での回答 を求めた。これ らは、予備実験 よ り、 カラーブ レイクア ップ現象 を観察 した際 に行 っ た37項 目か らなる眼精疲労の 自覚症状調査2;よ り、特 に上昇がみ られた項 目である。実験は7条 件 をランダムな順序で選択 し、観察前後、お よび 観察15分 後 に眼精疲労の 自覚症状調査 を行 った。 また、観察後 には半構造的なインタビュー調査 を 行 った。被験者は、心身ともに健康 で色覚異常で ない大学生および大学院生30例 であった。