INVESTIGATION OF CONSTRUCTION ERRORS OF THE COVER FOR RAILWAY RC RIGID FRAME VIADUCTS
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本研究は, 最近建設された鉄道高架橋においてかぶりの実態調査を実施し, かぶりの施工誤差について, その生じる要因と大きさについて検討を行った. 3万点以上におよぶかぶりの測定結果から, かぶりの施工誤差の分布傾向は部材により異なり, 柱側面や梁の下面および側面, 張出スラブの下面においてかぶり不足が多く発生していることが明らかになった. また, かぶりの施工誤差が生じる原因は, 柱と梁では, 柱において鉄筋が全体的にずれることが影響していることや, 鉄筋の全体的なずれは, 基礎構造によって異なることが明らかになった. さらに, 耐久性照査において, あらかじめ見込むかぶりの施工誤差の値を提案した.