Examination of Scheduling Algorithms of Layer-1 Bandwidth-on-Demand Service
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Network services that flexibly allocate resources, such as QoS and bandwidth-on-demand (BoD) are increasingly required to advanced Internet backbones that include science information networks. In this paper, we propose a user's request priority algorithm for the advanced Internet, especially Japanese academic information network called SINET3. The proposed algorithm provides each user's fairness, and simulation results show that they fit with advanced Internet backbone. Keyword Bandwidth-on-Demand service,SINET3, scheduling algorithm, Internet backbone 1. はじめに 学術情報ネットワークなどの先進的なインターネット では,増大するユーザからの需要 (遠隔会議,グリッド等 のリアルタイム性が要求される大規模データ転送等 )に より,高品質サービスとして柔軟な資源配分による QoS, Bandwidth-on-Demand (BoD) などが求められている [1]. 我が国の学術情報ネットワークである SINET3 ではレ イヤ 1 帯域オンデマンドサービス [2](以下 L1 BOD)を現 在,試験的に提供しており,今後幅広いユーザが利用で きるようになる見込みである. SINET3 における L1 BOD では,ユーザに任意の拠点間におけるネットワー ク帯域を任意の時間帯で提供する [3].ユーザは,使用し たい拠点間,帯域,日時等を指定することにより,その 時間帯で,そのユーザ専用のネットワーク帯域を専用線 と同じように使うことができる.このサービスにより, ユーザはネットワークリソースを高品質で利用すること が可能となる.これは,従来は高品質を得るために専用 線を用いてきたユーザをインターネットバックボーンに 収容することを可能にする技術であり,ネットワークの 資源利用効率を向上させることも可能である. ただし,L1 BOD において複数のユーザで帯域を確保 したい拠点間の使用リンク,使用日時が重複すると,全 ユーザの希望した通りにネットワークを用いることがで きない場合が生じる.そのような状況が発生した場合, どのユーザの帯域予約 (リクエスト )を受理し,またどの ユーザのリクエストを却下するかを決定するリクエスト スケジューリングが重要となる. 本報告では,L1 BOD におけるユーザのリクエストス ケジューリングを決定するためのアルゴリズムの提案, 検討を行う.そして,実インターネットバックボーンで ある SINET3 の L1 BOD を対象として具体的な検討, シミュレーションによる評価を行う.なお,本研究成果 は SINET3 L1 BOD の運用,今後の方針とは無関係であ る. 2. レイヤ 1 帯域オンデマンドサービス(L1 BOD) 具体的な L1 BOD の例として,ここでは SINET3 につ いて説明する. SINET3 における L1 BOD の構成を Fig.1 に示す.L1 BOD は,主にユーザ,ユーザ装置,ネットワーク,オン デマンドサーバで構成される.