Undergraduate Exchange Program from Kyushu University to University of Illinois at Urbana-Champaign
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工学教育(J.of JSEE), 64‒5(2016) 1.はじめに 近年,大学における国際化の重要性が盛んに謳われ ており,各大学にて様々な国際化に関するプログラム が実施されている.具体的には日本人学生に対する英 語での講義,G30プログラムに代表される英語のみ の授業で学位が取得できるコースの整備,海外の研究 者の招聘,ダブルディグリー制,国際的な大学ネット ワークの形成等が挙げられるが,海外での学修体験 (国際会議での発表,留学)の促進も最も重要な事項の 一つに挙げられると考えている.小職が勤務する九州 大学大学院工学研究院機械工学部門では2013年度より 学生の海外での学修体験を促進させる目的で,大学院 生の国際会議派遣や学部3年生をイリノイ大学アーバ ナシャンペーン校University of Illinois at UrbanaChampaign)に1ヶ月ほど派遣することを部門独自の プログラムとして開始している.本記事ではイリノイ 大学への派遣プログラムを紹介すると共に,小職が本 プログラムの実施を通して感じた,学生の海外派遣を 促進させるための課題等も併せて紹介したい.