A METHODOLOGY OF PROBABILISTIC SEISMIC HAZARD EVALUATION AND SENSITIVITY STUDY

日本原子力研究所では, 原子力発電所の地震リスク評価を行うための一環として確率論的地震危険度評価を行ってきた. これまで, 地震危険度計算コードSHEATを開発するとともに, 多くの発電所サイトに適用し得る確率論的地震危険度の評価手順を提案した. この手順を敦賀市・水戸市・掛川市の3地区に適用した場合の感度解析を行ったところ, 地震危険度に不確実さをもたらす重要な因子とその影響の大きさ及び3地区の地震危険度の特徴が分かった.