ECO-EFFICIENCY MEASUREMENTS USING CO2 AND PRTR DATA: AN EMPIRICAL ANALYSIS FOR THE CASE OF 11 AUTOMOBILE MANUFACTURE COMPANIES IN JAPAN

本研究では複数の投入と複数の産出の間の包括的効率性を評価することが可能であるData Envelopment Analysis (DEA) とInverted DEAを用いたフロンティア生産性分析による環境効率評価方法を提案する. この分析方法を用いることで, 非効率な企業にとっての最適戦略や目標とする企業を特定することが可能となる. 実証分析として, 日本の自動車製造業11社を対象にPRTR対象物質排出量とCO2排出量を用いた統合環境効率の評価を2001年から2005年の期間で行った, その結果, 自動車製造業の効率性は年々改善しており, 統合環境効率を改善するためにはCO2排出量の削減を重視することが効果的であることが分かった.