A Massive Usability Test of IT Devices for Elderly People Use

参加者 高齢者群16名(男 女各8名),50代 群14名 (男女各7名),若 年層群14名(男 女各7名). 装置L-mode対 応FAX付 電話機(P社製UF-L1WCL) を評価対象とした. 操作課題 課題1:電 話をかける,課 題2:メ ールの 受信・印刷 ・削除,課題3:メ ールの作成・送信,課 題4: 天気予報を調べる,課題5:飲食店の電話番号を調べる. 課題2~5はLモ ード機能を用いて行う.課題内容は印 刷し,課 題カー ドとして提示した. 手続き 評価実験は個別に行われた.発 話思考の説明 と数分間の練習の後,Lモ ードについて 「携帯電話でイ ンターネットにつなぐことのできるiモ ードと同じこと が,家 庭の電話でできるものです」と教示し,課題1か ら順に実施した 課題試行中,発 話が少ない場合には実 験者が発話を促し,単独での遂行が明らかに困難な場合 には介入を行った 高齢者は60分,50代 は50分,若 年 層は40分 の時間制限を設けた.発話および行動はすべて ビデオに記録された. 分析 課題試行中の発話および行動はすべて書き起 こされた.各課題について模範的な操作フローを作成し, そこから逸脱した/逸 脱しそうになった行動については, 発話内容も参照しながら,操 作エラーとして同定した.