[POLYCYTHEMIA ASSOCIATED WITH THE NEPHROTIC SYNDRONE].
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腎腫瘍に合併した赤血球増多症についてはすでに80余例の記載があるが,ネフローゼ症候群にともなった赤血球増多症は1962年Emanue1らが第1例を報告以来,吉利らの3例が報告されているにすぎない.わたくしどもは最近定型的なネンローゼ症候群に赤血球増多をみた2症例をあいついで経験した.第1例は29才,女子.赤血球数733万, Hb18.3g/dl,第2例17才,男子で750万, 19.4g/dlであり,両例ともに尿中の造血因子活性は上昇し,副腎皮質ステロイドなどの治療によつて臨床症状が改善されるとともに赤血球数, Hb量の低下をみた.さらに腎疾患にともなう赤血球増多症にかんする文献的な考察をこころみた.